赤ちゃんというものは、始めはおもちゃを手に持つこともできないのだということをはじめて知った。みんなガラガラを持って喜んでいるものだと思っていた。「赤ちゃん」とひとくくりにしていたけれど、月ごとに週ごとに、いやいや文字通り日ごとに、できることが増えて興味の対象が移って行く。そういうわけで、用意していたオシャレで知育にも良いというドイツ製のガラガラは未だ出番がない。
昨日友人が、出産祝いにスタイとガラガラのセットをくれた。スタイには小さな富士山のイラストと、私の好みを知ってくれてかちょっと和風。ガラガラは私が用意していたオーソドックスなやつじゃあなくて、タオル地の真っ赤なお魚(金魚?)さんの中に、鈴が入っている和風。しっぽのところならぎりぎり掴めるかな?と、目を覚ましているわずかな時間、手の届くところに置いてみた。「ま、どうせまだ遊んでくれないよねー」と思いながら。しばらくすると私の思っていたこととは違うことが起こった。ご機嫌さんで手足をあっちこっちにびよーんと伸ばしては引っ込める得意の運動中、ぴんと伸ばした手が金魚さんに当たった。カラカラカラ!と甲高い鈴の音。「は!」と金魚さんを見つめる緑。驚きと喜びでなんとも言えない顏。けん制しながらまたはたく。カラカラカラ!
そうか。初めて自分で何か音を出したわけだものね。うれしいんやなぁ。見てて母ちゃんもうれしくなったよ。三上さんありがとう。真っ赤な金魚さんは、緑のはじめてのおもちゃになりました。
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