緑は今のところ夜泣きをしない。泣くのはご用があるときだけだ(お腹すいたー!)。泣いてる理由がはっきりしているので安心なのだけど、ただし満足するまでひたすら泣く。
昨日の晩は大変な盛り上がりだった。右やってちょっと寝て左やってちょっと寝てを繰り返し、右の牛乳工場も左の牛乳工場も閉店がらがら。ちゅうちゅうやってはいるけど出てるのか?という感じだった最中、お薬やってないのを思い出した。お薬というほどでもないけれど、ちょっと早産だった緑は、妊娠期間の最後の最後に私からもらうはずだった、カルシウムやらその他の栄養素を受け取りそびれているらしいので、それを補う「サプリメント的なもの」を処方してもらっている。朝晩10mlの母乳に混ぜて飲ませる。
10mlくらい出るだろうと泣いてる緑に声をかけながら搾るがもう数滴ずつしか出てこず、たった10mlが永遠にたまらない。その間にも泣きはどんどん盛り上がっていく。「もう最後の手段!」と思い、緑が入院中に搾乳していた冷凍母乳を解凍することに。準備していると、はじめは「ふにゃー」だった泣き声がだんだん「ふぎゃーふぎゃー」に変わり最後は「ギャー!!!」にまでなり、もう家ごと吹っ飛びそうなところまで極まってきた。解凍した冷凍母乳は100mlだが、お薬は飲み切れないといけないので、10mlということになっている。お薬母乳を飲ませてから残りを温める作戦にした。泣き叫んでいる口の隙間から哺乳瓶を差し込み、なんとか家は吹き飛ばずに済んだ。10ml飲んで大人しくなったすきにすかさず残りを温めに!こんな少し飲んだくらいでは温め終わるまでにまた泣き出すだろうと台所からちらり。あれれ?寝ている。あんなに大泣きしていたんだからさぞお腹すいてるだろうと思ったのに、ほんのちょっとでいいの?おそるおそるお布団まで運んだがちっとも起きず、すっかり満足のお顔でそのまま眠ってしまった。
その姿は、お腹がすいたから泣いていたんじゃなくて、今日はこれだけ飲むと決められた量にあとわずかのところで達することができず、悔しくて泣いてるみたいだった。モンテッソーリ教育の本で、子どもたちがそのときどきに発達させようとする身体の動きを「神様からの宿題」と表現されていて素敵だなと思った。赤ちゃんたちはおっぱいの量も「君は今日は何mlね」と、毎朝神様からリストをもらうのかもしれない。
才能のことを英語で「(神様からの)gift」というけれど、そうやって赤ちゃんのときから神様の宿題を順番にこなしていった子には、大きくなっても神様が課題を贈り続けてくれるのかもしれない。

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