2021年6月28日月曜日

ブログオープンのご挨拶

京都・木屋町通で、西村花店という小さな花屋をしております、華道家の西村良子といいます。このたび、ショップのウェブサイトとは別に、少し個人的なブログを始めてみることにしました。

私は、自分で言うのも何ですが、フラワーデザイナーとしてのテクニックは他のデザイナーさんたちに比べて、大したことはありません。独創的なアイデアというのもぜんぜんだめ。しかし、いけ花をはじめとする日本の季節や美意識に関しては、わずかながら自信があります。心が惹かれ、一生懸命勉強してきました。高瀬川に面した7坪ほどの小さな店は、私が皆様と共有したいその時期・その季節のお花や雑貨を並べさせていただいております。

ちっとも予定していなかったことではありますが、このたび、小さな家族ができました。

19歳になってすぐの6月。あぁ、そうでした。私は6月に、はじめて花店でアルバイトをさせてもらったのでした(どうして覚えているのかというと、5月の母の日を期限に辞めたスタッフがいたとかいないとかで、猫の手も借りたいほどに忙しかったそのお店は、普通なら絶対に雇わない、大学生・未経験・運転免許ナシの私を雇ってくださったのでした)。それから13年間、日本の切り花というものに向き合い続けてきました。あるときその情熱が、実は花そのものではなく季節に向いているのだと気が付いてからは、生まれ育った京都というまちで、できるだけ繊細に季節を感じ、古来から続く季節の行事に目を向け、花を通してたくさんの人にそれを楽しんでもらいたいと活動してきました。この小さな店は、とりあえずここまでの小括ともいえます。そして緑(「みどり」というのが、私の小さな家族の名前です)は、この店とともに、私の人生に現れたのでした。花に出会って、14年目の6月です。

これから緑を通して感じていく新しい季節を、どこかに残していきたいなと思いました。そして、これまでの人生ではあまり考えることもなかった生や、性のこと(考えてみれば、日本の季節行事は、どれも生や性への祈りだといえます)。それが、これまで書き続けてきた西村花店のブログとはどうも少し違うテイストになりそうなことと、内容が少しプライベートに立ち入るので(「そんなんには興味ないわ」というお客様たちの声が聞こえる)、このたび新しいブログを立ち上げることにしました。

京都で、小さな花店を営む、華道家/シングルマザーのブログです。よろしければ、お付き合いください。





最近の添い寝スタイル

 いろいろな寝方を経て、最近は仰向けになった私にのっかるか、小脇に抱えられて眠る、のどちらかになった。ときどき思い出したように寒くなる5月。眠くなってぽかぽかの緑を小脇に抱えて、タオルケットをかぶるとなんとも心地よい。